[Intro] 地下の扉が 火花を吐いた 鍵穴の中で 雷が鳴る 封印の札は 焼け焦げて 古い刃が 息をした [Verse 1] 濡れた階段 十三階下 壁には消えた 氏族の名 俺は指先で 埃を払う 冷たい金属が 脈を返す クロムの鞘に 赤い回路 柄には読めない 祈りの傷 抜けば戻れぬ それでも抜いた 闇が一瞬 白く割れた [Pre-Chorus] 刃は言った 音もなく 「血ではなく 記憶を守れ」 俺の掌 焼けるほど 忘れた声が 流れ込む [Chorus] クロムの刀 雨を切れ 偽りの朝を 真っ二つにしろ クロムの刀 名を刻め 消された者の 息を運べ クロムの刀 火花を散らせ 契約の鎖を 刃でほどけ クロムの刀 俺を選ぶなら この街の嘘を 最後まで斬れ [Verse 2] 警備の鬼が 天井を這う 赤い面から 光が漏れる 俺の影さえ 検査されても 刀の歌だけ 止められない サーバーの祭壇 中央に立つ 古いコードが 骨みたいに鳴る 「忠義は王へ ではなく人へ」 欠けた一行が 胸に刺さる [Pre-Chorus] 刃は言った 熱を持ち 「従うだけなら 魂は錆びる」 俺の背中で 扉が閉じた もう戻る道は 雨に消えた [Chorus] クロムの刀 雨を切れ 偽りの朝を 真っ二つにしろ クロムの刀 名を刻め 消された者の 息を運べ クロムの刀 火花を散らせ 契約の鎖を 刃でほどけ クロムの刀 俺を選ぶなら この街の嘘を 最後まで斬れ [Drum Break] 鉄の床を 足が叩く 鬼の爪が 壁を裂く 呼吸を止めて 刃を返す 一閃 一閃 一閃 [Guitar Solo] 黒い火花が 雨へ昇る 回路の桜が 刃に咲く 衛星の月よ 目を逸らすな ここで古い血が 目を覚ます [Breakdown] 契約を斬れ 監視を斬れ 恐れを斬れ 俺の名を斬るな [Final Chorus] クロムの刀 雨を切れ 偽りの朝を 真っ二つにしろ クロムの刀 名を刻め 消された者の 息を運べ クロムの刀 火花を散らせ 黒い兜の 夢まで届け クロムの刀 俺を選んだ この街の嘘を 最後まで斬る [Outro] 封印の部屋に 誰もいない ただ焦げた札が 床で震える 俺の背中で 刃が鳴った クロムは血を 覚えていた